日常生活では言葉にする機会を逃してしまうような夢や愚痴を吐き出すレクリエーション。 時に真面目に、時に愉快に、真摯に向き合います。どなたさまもふらりとお越しくださいませ。
About Projects HAKI-DASHI: ご挨拶/店主/沿革
Projects HAKI-DASHIは、1DAY喫茶店の姿を借りた、アートイベントであり社会実験「吐き出し喫茶」として2023年に東京で始まりました。店主を変え、場所を変え、展開中。
プログラムの軸は、「アーティストがいること」「ただ吐き出すだけの場であること」。一人一人の声が可視化されにくい、時に生きづらいこの社会で、パーソナルな悩みや夢、愚痴や希望を吐き出せる場として、おしゃべり以上、カウンセリング未満のニッチな事業を目指しています。
2024年秋には、声をあげるためのハキダシラヂオのON AIRがスタート。「ハキダシラヂオ:生き延びるためのダイアローグプラクティス」と題して、身体的・精神的・社会的な生きづらさに対して一人一人がどのように応じられるか、社会がどのように応答していけるか、障がいやアート、まちづくりに関わるゲストを各方面から迎えて話し合い、配信しています。
ご来店の皆様へ
「吐き出し喫茶」は、
日常生活では言葉にする機会を逃してしまうような、夢と愚痴を吐き出すレクリエーション。
演出家、アートマネージャー、美術家、住職さんにバーのママ…
店主たちが、時に真面目に、時に愉快に、真摯に向き合います。
世の中にある、たくさんの生きづらさとその周縁。
今不自由と向き合っている人
将来不自由を抱えるかもしれない人
目には見えない生きづらさを感じている人
それでも生きづらさを受け入れたくない人
そんな家族と生きる人
子どもを育てている人
家族のケアをする人
子どもたち
なんらかの加害者と被害者
孤独になってしまった人
あるいは、具体的に困っていなくても、なにか話したいことがあるかもしれない。
「吐き出し」は、そんな人々がやってきて吐き出せる場づくりを目指しています。
多くの「吐き出し」は、より良い環境を求める気持ちの裏返しでもあります。
より良い社会と言うと、もしかしたら理想論かもしれない。
それでも私たちは、そうなることを信じる方を選んでいます。
思っていることを外に出すこと、それは時として難しい。
すぐには話せなくても、まずは来てみて欲しい。
文字として、声として、想いとして。吐き出し方はいろいろ。
もしかするとこれは、昔々の易者を模した遊びです。
もしかするとこれは、まちづくりを考えてみる遊びです。
どなたさまもふらりとお越しくださいませ。
店主一同
店主一覧
戸島由浦(アートマネージャー/ひよこアーツ、HAUS)
山本典里(写真家など/ひよこアーツ)
櫻井幸絵(劇作家・演出家・俳優/劇団千年王國代表)
沿革
2024年6月25日 吐き出し喫茶:炊き出し「大きな食卓」店(Seesaw Books前路上)
2024年6月24日:吐き出し喫茶:アフターコールセンター開催
2024年5月26日 吐き出し喫茶:東京店(ギャラリーろくさん) 北海道増毛店(増毛春の味まつり)
2023年10月21日 吐き出し喫茶:路上番外編(台東区 玉姫稲荷神社前の路上)
2023年6月25日 吐き出し喫茶:東京店(ギャラリーろくさん)